最近雑誌や動画サイトでよく見かけるメイク用語、コントゥアリング。
この記事では、コントゥアリングについてなんとなくは知っているけど…というあなたの、
ここがわからない!
コントゥアリングとはどんなメイクなの?
シェーディングとの違いってあるの?
ブロンザーとの違いは?同じものを使っちゃいけないの?
という疑問を解決します。
コントゥアリング情報まとめ
コントゥアリング大好きな私。このブログはどこよりもコントゥアリング情報満載です。
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コントゥアリングとは「輪郭」と言う意味の言葉から来ている用語!
コントゥアとは「輪郭」という意味の英単語。
そこから生まれたメイク用語であるコントアリングというメイクテクニックは、
これがコントゥアリング!
高く見せたいところは高く
シュッとシャープに見せたいところはシャープに見えるように
ベースメイクの色の明暗をはっきりさせることで輪郭の立体感を演出する
という、欧米が発信源の小顔メイク法なんです。
コントゥアリングとシェーディングの違いって?同じじゃないの?
コントゥアリングとシェーディング、おんなじじゃないの?と思っているかもしれませんが、実はちょっと違います。
ざっくりいうと、シェーディングはコントゥアリングの役割の「一部だけ、しかもやんわりと」担うもので、コントゥアリングにはいわゆるハイライトのテクニックも含まれるんです。
もっと詳しく
- 顔回りや鼻の脇などに、陰影がつくようにフェイスシャドウを入れるのがシェーディング
- 頬骨や額、鼻筋など、高いところがより高くなるように入れるのがハイライト
- コントゥアリングとは、シェーディングやハイライトのテクニックを、従来日本でされていたよりももっとしっかり、ベースメイクの時点で行うことで顔の輪郭を際立たせるメイク
顔の凹凸の両方を強調するためにハイライトとシェーディングの両方をしっかり施すのがコントゥアリングの基本の考え方。
シェーディングはメイクの途中で、チークのように施す印象があるんじゃないかと思いますが、コントゥアリングの場合、ベースメイク時点で仕込んでしまう、というのも特徴的です。
コントゥアリング流行の発信源の写真で、シェーディングとの違いを知ろう!
コントゥアリングをちゃんと知るには、写真や動画で見るのが一番。
なぜなら、かなり特徴的なプロセスで、これを見ただけで従来のシェーディングとの違いがはっきりわかるからです。
流行発信源は海外セレブ
コントゥアリング大流行のきっかけになったのは、海外のセレブ、キム・カーダシアンがインスタグラムで自分のメイクを公開したことです。
キム・カーダシアンのインスタグラムはこちらから。
インスタのフォロワー数が、私がこれを書いている現在、144,700百万人という、モンスター級インフルエンサーです。
インスタグラムで公開したコントゥアリングのプロセス写真が世界中で話題に
キムのメイクプロセス写真が世界中に拡散されたのがきっかけで、ビューティYouTuberやブロガーの話題になって、大流行に。
コントゥアリングの場合、このように、ファンデーションをつけた顔に、驚くほどはっきりとシェードカラーとハイライトカラーを塗っています(今やこの写真はソフトな方だと感じてしまうほどで、もっとすごい描き方をする人がたくさんいるんですよね…)。
シェーディングした下に白のハイライトを入れているのは特徴的。
引っ込めるだけじゃ足りないの!?まだやるの!?という感じで、コントラストをつけていきます。
コントゥアリングとブロンザーとの違いは「色選びと狙う効果」
シェーディングはコントゥアリングといわば姉妹関係でしたが、ブロンザーとはもっと大きな違いがあります。
なぜならブロンザーは、日焼けした健康的な肌を演出するためのメイクテクニックであって、コントゥアリングとシェーディングのように、顔の立体感を作るための方法ではないからです。
ブロンザーが目指す効果は日焼け健康肌。使うのはオレンジ系
ブロンザーは「ブロンズ」という言葉が表すとおり、ブロンズ色(銅褐色)の肌を演出するためのコスメ。
夏らしい装いのときに、軽く日焼けしたような健康的な肌色の肌色を作り、ファッション全体のイメージを統一するのにぴったりなメイクがブロンジングです。
日焼け色を目指すブロンジングでは「シェーディングカラー」とされているものではなく、オレンジ味の強いブロンザーを使います。
コントゥアリングが目指すのは立体小顔。使うのは赤みの少ないトープ系ブラウン
一方のコントゥアリングは、さっきもいったとおり顔の立体感が狙う効果。
だから使うのは、顔に自然にできる影の色と同じようなトープ(taupe)系のブラウンです。
トープっていうのは実は「モグラ」というフランス語・ラテン語から来ているのだそう。
一言で言うとニュアンスのある中間色で、グレイがかったブラウン、またはブラウンがかったグレイといったところでしょうか。ブラウンといってもキャメルやタンカラーのように黄色がかっていなくもっとクールなトーンになります。日本では「グレージュ」という表現をするときもありますが、それと同じようなものといってもいいでしょう。
英語で’taupe’という言葉は、もともとはモグラ(Mole) のフランス語 (taupe) または、 ラテン語 (talpa) から来ている名前だそうです。
思った通りの色でした。
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コントゥアリング用のコスメを見ると、ブロンザーと全く違う、トープ系コスメの色みがわかります。
このトープ系ブラウンだから出る、影の効果。
これをブロンザーでやっても、影にはならないどころか、色白さんがしたらとっても不自然になるので
要注意ですよ!
コントゥアリングの効果で洗練された小顔になる!
コントゥアリングの効果で大切なのは頬から下の引き締まり方ですね。
頬骨が高く上がり、顎に向かってしゅっと引き締まって、とても洗練された顔つきになる、これがコントゥアリングの効果です。
特徴的なのは、頬骨の下のシェーディングはもちろんのこと、口角横から斜め上に上がる、真っ白なハイライト。
方法についてはまた詳しくお話ししますが、このハイライトを耳の下まで伸ばす人も多いんです。
その理屈がはじめはよくわからなかったのですが、海外YouTuberの動画によると、これは 頬骨の下のシェーディングのラインをよりシャープに際立たせるという意味があるんです。
上の写真ではおそらくクリームタイプのハイライトを使っていますが、ノーカラー、つまりトランスペアレントのパウダーでも同じ効果が出せます。
コントゥアリングは日本人にも似合うの?
もともと欧米の人に比べて、私たちは骨格の凹凸がそれほどはっきりしていないし、パーツも大きくないことが多いですよね。
そんな私たち日本人が、いきなり欧米の人たちがやっているのと同じしっかりコントゥアリングをすると、ちょっと怖い印象になってしまうかもしれません。
コントゥアリングをするときは、自分たちに似合う、ソフトな入れ方で取り入れていきたいですね。
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いきなり海外セレブのようなコントゥアリングは不安ですよね。こちらの記事では日本の女性にぴったりの柔らかいコントゥアリングを丁寧に解説しています。
コントゥアリングは大人の女性にこそおすすめ!
そのとき活躍するのがコントゥアリング。
コントゥアリングは40歳を超えた大人の女性にこそ覚えてほしいメイクなんです。
私がコントゥアリングに興味を持ったのは、免許を更新して手にした免許証写真のせい。
以前とは違う自分の輪郭に大きなショックを受けたからです。
でもコントゥアリングをするようになって、それはあまり気にならなくなりました。
毎日メイクにぴったりのコントゥアリングの方法は?
海外YouTuberがするほどの、ものすごく凝ったコントゥアリングは必要ありません。
毎日のメイクに取り入れるポイントは、こんな感じ。
- 口を酸っぱそうにすぼめてできたラインに軽く影を入れる
- このとき長さはごく短めにするのが自然。
- 耳付け根から顎にかけて、フェイスライン(顎下)にも影を
- ハイライトは、肌より1〜2段明るいコンシーラーを目の下の三角地帯に入れ、無色のパウダーで仕上げる。
- 頬の高い所には光すぎないパールのパウダーでハイライト。
- 目頭と鼻筋の間、鼻筋の一番低い所、唇の山、顎先にも時間があれば軽く入れる
いかがですか?項目は多いけれど、ひとつひとつはあまり難しくありません。
まずはこのくらいからはじめてみましょう。
まずはプチプラでコントゥアリングに挑戦!おすすめコスメは?
やってみようと思っても、どんなコスメを使えばよいのかわからない…
そんな時も心配はいりません。
最近はドラッグストアで買える、プチプラコスメがたくさんあります。
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【2019】コントゥアリングにおすすめプチプラ化粧品を完全紹介!【ALL1000円台以下】
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マットでソフトな薄付きブラウンアイシャドウやゴールド・ホワイト系のパールアイシャドウなら、シェーディング・ハイライトとして代用可能です。
ただし、面積が小さいものが多いので、ブラシや手に取る時に逆に取りすぎないように。
ぼかすのが難しくなってしまうので気をつけましょう。
ぼかしのテクニックにあまり自信のない方は、プチプラコスメから始めるのが安心です。
コントゥアリングとは?シェーディングやブロンザーとの違いも解説!|まとめ
今回のポイント
- コントゥアリングとは、出したいところを出し、ひっこめたいところをひっこめたように見せ、輪郭の立体感を演出するメイク方法です
- シェーディングとの違いは、コントゥアリング=ハイライト+シェーディングで、ただのシェーディングよりもかなりくっきり立体メイクなところです
- ブロンザーを使ったブロンジングとの違いは、ブロンジング=日焼けメイクであることです
- 世界的大流行のきっかけは、セレブが自分のメイクプロセスを公開したことでした
- 日本人、とくにオトナの女性がメリハリ顔を目指すのに、コントゥアリングはぴったりです。
すっかり浸透したコントゥアリング。
凝ったテクニックに思えますが、コツをつかめば毎日メイクに取り入れるのは簡単です!
コントゥアリング情報まとめ
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