こんにちは、室長のすこみみ( )です。 @scomimicosme1
メイクブラシを買うときに「リス毛?ヤギ毛?人工毛?いったいどれを選んだらいいの?」と迷いませんか?
なぜなら、たとえ値段の高い、天然の動物毛のブラシを揃えたとしても、それがメイクの用途に合わないものであれば、いまいちの仕上がりにになってしまうからです。
実際に私も、天然毛のハイブランドにこだわらずに人工毛の安価なブラシも取り入れるようになって、メイクの腕がぐんと上がったように感じるようになりました。
この記事では、メイクブラシの素材についてブラシを100本以上持っていて使い分けている室長すこみみが説明し、ブラシ初心者のあなたに安心しておすすめできるお手頃ブラシセットもご紹介します。
記事を読み終えると、高い天然毛のブラシで全部揃えなくても、素早くきれいな仕上がりを手にすることができるようになりますよ。
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メイクブラシの素材は使い分けるとメイクが上達する
メイク上手になりたいのなら、メイクブラシは一本で済まさず、用途や顔のパーツに合わせて、大きさや形だけでなく素材まで使い分けることが大切です。
なぜなら、天然毛か人工毛か、使うブラシの毛の素材によって、コスメの発色まで変わってくるから。
実際に私は、アイシャドウを広い部分にふんわりつけたいときは柔らかい灰リス、ラメを際立たせたいところには人工毛の平筆タイプなどと使い分けるようになってから、アイメイクの腕がグッと上がったように感じています。
つまり、ブラシをちゃんと使い分けることさえ覚えれば、難しいテクニックを駆使しなくても、メイクの仕上がりをワンランクあげられるってこと。
メイクブラシの素材いろいろ|天然毛
山羊毛やリスなどの動物の毛を使った天然毛のブラシ。
粉含みが良くて発色がよいもの、逆にふんわり仕上がりあまり粉含みしないものなど、それぞれに特徴があります。
軟らかいものばかりではなく、硬い毛のものもあって、たとえばアイブロウブラシなどは、水ムジナ(ウォーターバジャー)のものが使いやすく、人工の物には変えられない良さがあります。
ただ、人工毛に比べてお手入れが大変という特徴もあります。
天然のものだけに、洗いすぎても劣化しますし、まったく洗わないのも不潔なので、洗う頻度や乾かし方など、あなたがブラシ初心者なら、ちょっと扱いが難しいかもしれません。
また、動物の毛のため、アレルギーのある方は注意が必要。
種類や毛の生えている場所、処理の仕方で、性質は様々に分かれます。
以下、代表的な素材を挙げておきますね。
山羊の毛
全体的な特徴としては、肌あたりがよくってコシがある山羊毛。粉含みも良いタイプです。
ブラシの種類もパウダー用、チーク用、アイシャドウ用、ハイライト用など豊富で、用途は様々。
その特徴は
- 発色が良く、一度で色がしっかり出る
- だからふんわりぼかすのにはむかない
- 弾力やハリがあって、ハイライトのツヤを出しやすい
- 比較的買いやすいお値段
という感じ。
特徴 | |
細光峰(さいこうほう) | 粗光峰よりもさらに希少性の高い最高品質の山羊毛。柔らかい肌あたりと程よいコシ感が特徴。柔らかいため敏感肌でも使いやすい。パウダーブラシからファンデーションブラシ、チーク・ハイライト・アイシャドウといろいろなブラシに使われる。 |
粗光峰(そこうほう) | 山羊の胸元の部分を使った上質で柔らかい毛。通常の山羊毛よりも肌あたりが良い。粉含みが良く、パウダーやファンデーションブラシ、チーク・ハイライト、そして洗顔ブラシに使われることが多い。 |
白尖峰(はくせんぽう) | 細光峰、粗光峰に続く品質の山羊毛。柔らかな肌あたりとコシを併せ持つ使いやすい毛。ファンデーションブラシ、チークブラシ、ハイライトブラシ、そして洗顔ブラシに使われる。 |
灰リスの毛
柔らかくてふんわりつく天然毛といえば灰リス。
肌あたりはほかの追随を許さず、主に最高級のメイクブラシに使われます。
大きなブラシの先にたっぷり使ってふんわりと仕上げるのに向いているので、フィニッシングブラシやパウダーブラシ、チークブラシにはぴったり。
それだけでなく、ハイライトやアイシャドウにも使われますし、アイシャドウブラシであれば、シャドウの濃さを調節しやすいのでとても使いやすいです。
毛が柔らかいから敏感肌にも使えます。
SUQQUやTHREE、RMKといったアーティスト系のコスメブランドのブラシにも使われているところが、さすが高級素材、という感じがします。
水ムジナ(ウォーターバジャー)
水ムジナってわかりますか?こんな子です。
アイブロウブラシにぴったりのウォーターバジャーの毛は元の部分が粗くて太く、コシが強いのですが、一方で毛先はとっても細いんです。
だからアイブロウブラシにこちらから。ぴったり。
アイブロウブラシについてはこちらから
メイクブラシの素材いろいろ|人工毛
さて、今度は人工毛です。
ブラシ初心者さんには、なんとなく人工毛=あまりよくない、と思うかしら?
でも、実は人工毛のブラシはMACのようなプロのアーティスト系ブランドでも多く使われていますし、大人気のシグマブラシも人工毛ですし、とにかく恐れる必要はないんです。
MACやシグマなど人工毛のブラシブランドについてはこちらから
まず、丈夫で扱いやすいので、ファンデーションブラシのようにすぐ汚れるものには最適。
また、アイシャドウの発色をしっかり出したいときにも、リップブラシの大きいバージョンのような平筆タイプのブラシを使うすごーくよい。
私が好きなのは、高級ナイロンの「タクロン」という素材のブラシです。
肌触りもよくてかゆくなったりしないのでおすすめです。
ということで、初心者さんにおすすめ、人工毛と天然毛のブラシセットを紹介します。
メイクブラシの素材別おすすめブラシセット|高級天然毛と人工毛のコラボならDUcare(ドゥケア)
まずはAmazonや楽天市場で購入可能なブランド、DUcare(ドゥケア)。
DUcareのブラシの特徴
- 工場直販のためお手頃価格。セットが¥1,000台後半からというのはうれしい。
- 見た目がかわいい白のセットは手に取ってみたくなります。
- 天然毛・人工毛どちらの商品もあります。
- 単品販売もあるので選びやすい。
- 全部かどうか調べた限りではわからなかったのですが、1年保証のある商品がありました。
やっぱりかわいい色のツールって気分が上がりますよね。
メイクブラシの素材別おすすめブラシセット|人工毛ならこれ!Six Plus(シックスプラス)
Amazonで正規購入できる気軽さと価格の可愛さ、そして質の良さで人気のブラシブランド、Six Plusのブラシは人工毛でとっても使いやすいと評判です。
Six Plusのブラシの特徴
- セット中心のブランドですが、そのセットの種類が多い。アイメイク用ブラシだけのセット、一通りそろったセットなどがあります。
- どのセットもおしゃれで実用的なケースに入っていて、保存や持ち運びに適している。
- 製造過程や素材に比して低価格。10本以上入って¥3,000~¥5,000前後。コスパ良し!
Six Plusのメイクブラシはすべて手作業で製造されており、高級木材及び高級繊維を使用し、ブラシは柔らかくまた滑らかで、弾力性に富んでいます。また、メイクブラシの製造に際し、環境保護を心がけています。
引用:Amazon
メイクブラシ素材の選び方|まとめ
- メイクブラシの素材、天然毛と人工毛について説明しました。
- 山羊毛やリスなどの動物の毛を使った天然毛のブラシは、粉含みが良くて発色がよいもの、逆にふんわり仕上がりあまり粉含みしないものなど、それぞれに特徴があります。
- アレルギーのある方は痒くなることがあるかも。でも毛の柔らかい、高級な山羊毛や灰リスのものなら肌への刺激は少なめです。
- 人工毛は肌あたりも柔らかく、日常のお手入れも簡単。手ごろな価格のものが多いので、初心者さんにもおすすめ。
ブラシはメイク好きの方なら必ずと言ってよいほどこだわるポイントです。
これから使ってみよう、という方には、安かろう悪かろうではなく、安いのに使える!というブラシをぜひ選んでいただきたいです。
そしてブラシの魅力にとりつかれたら、ぜひ単品からでも、ハイエンドのブラシにも挑戦してみてくださいね。
研究室情報
パーソナルカラー診断/コントゥアリングメイク/目元の悩み解決/ハンドケア・ネイルケア/TPO別メイク
など、お悩み肌の解決から最近流行のビューティー情報まで、知りたい情報へはトップからが便利。