こんにちは、室長のすこみみ( )です。 @scomimicosme1
メイクのお悩み、というと必ず出てくるのが「眉」のお悩み。
形、描き方、コスメやツールの選び方など、実に様々なお悩みがあふれているのが眉なのです。
カットの仕方や色の選び方など、難しいことは色々ですが、美人眉を手に入れるために、失敗することなく、まず手をつけることができるのは道具。
そこで今回は美人眉を作るための重要アイテム、アイブロウブラシについて考えてみましょう。
美人眉はどうすれば作れるの?
今の美人眉は「太眉」
眉の悩みを解決する情報はいま、巷にあふれています。
眉のアップデートが人生のアップデート
引用元:& ROSY 2017年6月号.宝島社
眉を極めることが、美人への近道
引用元:河北裕介「河北大人メイク論」.宝島社
眉の太さや形には、これまでも様々な流行がありました。今はしばらく前からの太眉の流行が継続中。
でも、いたずらに流行を追ってただ太くすればいいというものではない、ということも多くのメイクアップアーティストがいっています。
では、時代を超えて愛される美人眉とは、どんなものなのでしょうか。
美人眉=骨格・筋肉・顔全体とのバランスが取れた眉
美人眉とは、その人の骨格や筋肉にあったもので、顔全体とのバランスが取れた眉である、ということは、どんな眉が流行しようとも普遍的な定義です。
骨格や筋肉にあわせて描かれた眉は、自然に顔全体とのバランスもとれます。そのためには、自分の眉の形を見きわめたり、毛流れを整えたり、ふんわりとした自然なボリュームを出したりするブラシ、そしてなりたい仕上がりに応じて描けるブラシが必要になるのです。
美人眉を叶えるアイブロウブラシは、どれがおすすめ?
まずは、美人眉を描いてくれるアイブロウブラシ。
これは角度のついたアングルブラシが一般的ですが、同じアングルブラシでも、大きさや厚さは様々です。作りたい眉や使用の目的に応じて、選ぶとよいでしょう。
まずはアイブロウといえばこの2大ブランド!私が超絶愛用している2本のブラシをご紹介します。
アディクション / アイブロウ ブラシ
素材 バジャー(アナグマ)
幅広のユニークなカットで、シャープにも自然にも思いのままに描けるアイブロウブラシ。
弾力、コシ、幅のバランスが絶妙な仕上がりのアイブロウブラシ。眉にからみやすい毛質で、描いた眉をふんわりぼかすのに適しています。使う角度によって、シャープなラインも思いのまま。幅広なので縦に使うことで、眉尻も簡単に描けます。引用元: アディクション公式サイト
弾力、コシ、太めの幅が絶妙で描きやすさバツグン!当てる角度によってふんわりぼかしたり、シャープなラインも思いのまま。
引用元:引用元:& ROSY 2017年6月号.宝島社
評判・クチコミ
- ふんわり描けるため、柔らかい感じの眉を作りやすい
-
ナチュラルに仕上がる
-
時間がかからずあっという間に描ける
-
粉含みが良い
-
流行の太眉が時間をかけずに上手に描ける
-
ブラシは硬いが、痛いというほどではない
私の使用感・使い方
私自身、もう何年も愛用している溺愛ブラシです。
オリジナリティの高いその大きさにびっくりしますが、慣れるとこれに代わるものはありません。
写真や口コミの通り、びっくりするほどの大きなブラシです。
ブラシ部分の横幅は12~13mmくらいあるのかな。
厚みもあります。柄はあまり長くありません。太めで持ちやすくて扱いやすさは高いです。
使用感
-
毛はしっかりしています。
そもそもアイブロウブラシは硬いバジャーの毛を使っていることが多く、役割を考えれば硬い毛を使うのは当たり前です。
ただこちらはブラシの大きさ・厚みのためかそれを強く感じるのかも。
しかし、痛みやチクチクのようなマイナスの印象は、私個人はありません(天然毛なので、合わない人もいるかもしれません)。
-
コツを知れば、とても描きやすいです。
- アディクション プレスド デュオ アイブロウだけでなく、他ブランド商品との相性も〇。
使い方のコツ
- エッジを使えば細く、一本一本の毛を足すように描ける
- 面を使えばふんわりフォーカスがかったようにぼかせる
- エッジを効かせ、縦に眉尻に沿って使えば、眉尻の描き足しも簡単にできる
と、一本のブラシのうち、どこを使うかによって、仕上がりが変わります。
上記のブランドからの引用の通り、眉に絡みやすい毛質のためか、描きつつぼかしているような感じで、とても自然。
とくに今の「ナチュ太眉」系美人眉には欠かせないブラシだと思います。
ほかのブラシに浮気しても、絶対にこのブラシに戻ってきてしまいます。
値段だけのことはある!おすすめです。
アナスタシア ビバリーヒルズ / デュオブラシ
素材 合成毛
日本の公式にあるアングルブラシについて、公式サイトにはこれしかでていませんが、価格の出ている写真とは別に、ピンクの柄のブラシも。
眉を描くのに最適な、こだわりの角度でカットされたブラシと、毛流れを整えるブラシ。
2つの異なる機能を1本にした、使い勝手のよいブラシです。引用元:http://www.anastasia-eyebrow.jp/
評判・クチコミ
アナスタシアのブラシに対する評判をまとめます。
- 他のブランドと比較しても、こちらのブラシはかなり軟らかいほう。
-
ブラシが細いので眉尻を描きやすい。
-
軟らかい筆部分でくっきり描き、反対側のスクリューで自然にぼかす。使いやすい。
-
何度洗ってもへたれない。
-
眉尻が細くきれいに描ける。ただし、眉頭から中央を描くには細すぎる。
-
硬さ、ブラシのアングルともによい。
私の使用感・使い方
ここまでクールに書いていますが、実はアナスタシアのアイブロウコスメは大・大・大好き。
ブラシもパウダーもジェルもペンシルも、いろいろたくさん持っているのでしたーーー。
ルックス
ブラシは薄く、毛は柔らかい。
だから、眉毛を1本ずつ生えているように描き足すのに最適です。
この商品は、個人的には同じアナスタシアのジェルに近い商品(でもジェルではない)ディップブロウポマードを使うのに一番適していると思います。
使い方のコツ
-
薄いのがキモのブラシなので、
私はちゃんと毛をならして、ぺったんこにして使います。
-
パウダーやポマードを取る量は毛先にちょっとだけ。
-
取ったら、一度手の甲で余分を取り、さらに毛を整える。
-
一本ずつ足すように、力を入れずにスッスッと描く。
アディクションとアナスタシアは、比較できる商品ではありません。用途も特徴も違いますからね。
個人的には両方持っていて損はないと思います。
アイブロウブラシ おすすめその他のブランド
最近話題の河北メイクで登場するブラシです。
エスティローダーのブラシは私も持っていて気に入っています。
THREE / アイブラウブラシ
素材 ウォーターバジャー
理想通りの眉に仕上げるアイブラウブラシ。 しっかりとしたコシがあり、ペンシルのラインを自然にぼかしたり、パウダーをのせるなど、眉の完成度を高めます。
引用元:http://www.threecosmetics.com/fs/three/brushes/too-0501008
評判・クチコミ
- 硬い毛質で、筆の使い方によって、しっかりもふんわりも描き分けられる
エスティ ローダー / パーフェクト ブラッシュ コレクション アイライナー/ブロウ ブラッシュ
プロのアーティストのようなメークアップの仕上がりを手軽に楽しめるブラッシュ コレクションのアイライナー、アイ ブロウ用のブラッシュ。
メークアップ製品を均一につけ、ぼかし、重ねづけすることができ、簡単に美しいメークアップを仕上げることができます。
引用元:http://www.esteelauder.jp/
私の使用感・使い方
これまたお気に入りのブロー ナウ オール イン ワン ブロー キットを購入した際、
一緒に買いました。
(眉が何本あっても足りないですね……どれだけ持っているのか私)
ルックス
アナスタシアの7Bに近い、薄くて柔らかいブラシですが、どちらかというとアナスタシアの方がコシがあります。
使用感
使用感も近く、1本ずつ描き足すのに向いていますが、アナスタシアはパウダー・ポマード両方最適、エスティはパウダー>ポマード、という感じ。
スクリューブラシのおすすめ
眉をブラッシングしてボリュームを出すスクリューブラシ。
毛流れに逆らうようにしてふんわりさせてから、
斜め上に向かってとかすのに使います。
スクリューブラシでブラッシングすることで、
自眉のフォルムがはっきりし、
トリミングしたり描き足したりしやすくなります。
RMK / スクリューブラシ
素材 ナイロン
まつ毛をセパレートしたり、眉を自然な印象に仕上げたりするのに役立つスクリューブラシ。
引用元:http://www.rmkrmk.com/index.html
眉をとかしたり、自然にぼかしたりするのはもちろん、まつ毛をセパレートするのにも活躍。小回りのきくサイズと、適度なコシが使いやすい。
引用元:& ROSY 2017年6月号.宝島社
評判・クチコミ
- 使いやすい
-
刺激がない。痛みがない。
-
毛をしっかりとかすことができる
-
小ぶりで使いやすい
-
毛流れをふわっと整えてくれる。
- RMKにしては安い。
私の印象
スクリューの部分が小さすぎることなく、
程よい毛の長さもあって、眉の引っ掛かりがいいですね。
そしてたしかにRMKのブラシで¥1,000台というのは魅力。
MAC / #204 ラッシュ ブラシ
素材 合成毛
まつ毛一本一本をセパレートし、マスカラをきれいに仕上げる。また、眉毛をとかし流れを整える。
引用元:http://www.maccosmetics.jp/
評判・クチコミ
- 他のブランドのものより使いやすい。
-
毛は硬め。
私の印象
RMKとの比較では、こちらのほうが毛が少し短くて硬そう。
毛の密度はRMKのほうが高い印象です。
スクリューブラシはある程度の硬さやコシが必要なのでいいですね。
まとめ
- 美人眉とは、その人の骨格や筋肉にあったもので、顔全体とのバランスが取れた眉。
- 美人眉を作るためには、自分の眉の形を見きわめたり、毛流れを整えたりすることが大切。
- そのためにはふんわりとした自然なボリュームを出したりするブラシ、なりたい仕上がりに応じて描けるブラシが必要。
- アイブロウブラシは仕上がりや役割に応じて選ぶ。ふんわりナチュ太にするならアディクション、 一本一本繊細に描くならアナスタシアがおすすめ。ほかにTHREEやエスティローダーも。
- スクリューブラシは眉をブラッシングしてボリュームを出す役割。おすすめはRMKやMACなど。
眉は顔の印象を大きく左右するパーツです。
どんなにほかのパーツを頑張っていても、眉が不自然に細かったり太すぎたりすれば、一気に残念な仕上がりになります。
難しくて悩ましいパーツですが、ぜひ研究して、美人眉を手に入れてくださいね。
-
-
50代のアイブロウを図解!おすすめペンシル・パウダーで眉美人に。
続きを見る