こんにちは、室長のすこみみ( )です。 @scomimicosme1
オフィスで働く大人女子の肌は年中乾燥と戦っています。
でも、原因がわかり、自分が乾燥肌かどうかがわかっても、働く女性の環境は自分の思うようにはなかなか変えられません。
それなら、毎日のスキンケアで自衛するしかない!そのためにはまず洗顔で落としすぎないことが重要です
どんなに保湿しても、普段の洗顔がおざなりになっていてはだいなしです。
こんな方におすすめ
- 夏でも冬でも、年中肌が乾燥してる
- 乾燥が怖くて洗顔料を使いたくない
- スキンケアを洗顔から見直したい
乾燥肌のための正しい洗顔は「うるおいを残しつつ、落とすべきものはきちんと落とす」
乾燥から肌を守るためには、落とすべきものはきちんと落とすということがとても大切です。
身体から出る分泌物を落とす
- 汗
- 皮脂
- 垢
- メイクの汚れ
など、自分の体から出る分泌物はきちんと落とす必要があります。
日中は汗をかいてもきちんと落とせません。ハンカチでおさえるくらいでは不十分です。
こうした分泌物をおとさないままでいるとかゆみやかぶれの原因になるので、正しい洗顔で落としましょう。
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外から付いてしまったものを落とす
- 砂ぼこり
- PM2.5のような大気汚染物質
- 花粉
- メイク
など、生活しているだけで肌につく物質はたくさんあります。これらの外部物質は肌にとっては大きな刺激。
今日は外に出なかったから大丈夫、なんて油断してはいけません。
「汚れだけ」落としてうるおいを残すには?
落とさなければいけないのは、こうした「肌にとっての不要物」だけ。
肌が本来持っているうるおいは、もちろん落としてはいけません。
皮脂やメイク、ほこりに至るまで、肌につく汚れの多くは油性のものです。
油性の汚れを落とすには親油性のものである界面活性剤を使った洗顔料が効果的なのですが、この界面活性剤を使った洗顔料は、肌のうるおいまで落としてしまうのです。
とはいえ、洗わないという選択肢はないので、極力うるおいを残す洗い方をしなきゃいけません。
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乾燥肌がすべきではない、誤った洗い方
これは乾燥肌に限ったことではありません。肌のうるおいを奪う誤った洗い方はこんな感じ。
- メイク落としのついでにマッサージする
- パックのように洗顔料の泡を顔に乗せたままにする
- 鼻や額が脂っぽいからとごしごし洗う
- ザバザバと勢いよく洗う
- シャワーの強い水流を直接顔に当ててすすぐ
もしこんなことをしているなら、肌を乾燥させる原因になるので気をつけましょう。
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乾燥肌のための正しい洗顔で泡が重要な理由
乾燥を防ぐためには、泡で洗う洗顔をきちんとしていきましょう。
泡で洗うのが良い理由
泡で洗うのが何となくいいのはわかっているけど、理由はなんでしょうか。
界面活性剤の量が少なくて済む
先ほども書いた通り、油汚れを落とすには、親油性のある界面活性剤が適しています。
でも、界面活性剤の入っている洗顔料をたくさん使えば、肌に必要なうるおいまで取り去ってしまいます。
適量の洗顔料でしっかりと泡立ててきめ細かい泡を作れば、その泡が毛穴の汚れや皮脂をきちんと取り去ってくれるので、少量の洗顔料でうるおいをのこしたまま洗い上げることが可能なのです。
摩擦を起こしにくい
泡は肌にのせるとすぐに油を分解し始めます。
つまり、泡をのせてしまえば、実はこすり洗いする必要はないんです。
乾燥肌のための正しい洗顔で使う泡の立て方
ココがポイント
手を先にきれいにしておく
洗顔料の量は朝晩の汚れに合わせて微調整
洗顔料を上手に泡立てる
手を先にきれいにしておく
顔を洗うために手を洗う。これ大切です。
洗顔料の量は朝晩の汚れに合わせて微調整する
夜はメイクや皮脂、その他の汚れが多いので、説明書通りの量を使います。
朝は規定量の半分でも大丈夫。でも全く使わないのはダメ。
寝ている間も皮脂は分泌されているし、埃もつくので気をつけましょう。
洗顔料を上手に泡立てる
少しずつ水を加えながら、空気を入れこむように泡立てます。
空気が入ることでふんわりした泡に。
逆さにしても泡が落ちないくらいの硬さがあれば、肌にのせてもすぐに消えません。
乾燥肌のための正しい洗顔|泡を使った上手な洗い方
場所によって洗い方を変えたり、手指のや泡の使い方を変えることでもっと上手に肌をきれいにできるんです。
ココがポイント
部位によって洗い方を変える
泡のクッションを使って手のひらで転がす
汚れが残りやすいところは細かい動きで
部位によって洗い方を変える
顔は部位によって皮脂の量が違うでしょう?
メイクするときには皆さん意識していると思いますが、洗顔の時にも意識しましょう。
どんな肌質の人でも、皮脂腺が密集しているTゾーンは皮脂が多く、皮脂が多いと汚れもつきやすいです。
泡は顔全体に一度にのせるのではなく、先に汚れやすいところを洗い、それから顔全体に広げましょう。
泡のクッションを使って手のひらで転がす
弾力のある泡を作っているので、その泡のクッションで洗って、手と顔が直接触れないことを意識しましょう。
広い部分を指先だけで洗うと摩擦が起きやすいので、手のひらを使って泡を転がすように洗いましょう。
汚れが残りやすいところは細かい動きで
小鼻周りや顎、目頭と鼻の間のくぼみやフェイスラインのようにざらつきやすいところ、洗い残しやすいところは優しく細かく、指先を使って洗います。
乾燥肌のための洗顔|正しいすすぎ方と拭き方
やさしく洗っても、ここで正しくすすいで拭かないと台無しです。
すすぎ方
正しく泡立てていれば、ここまでしても泡がしっかり残っているはず。だからきちんと泡をすすぎましょう。
- まずは手でやさしく泡をそぎ落とす。
- 32度くらいのぬるま湯(結構ぬるい)を使う。
- ザバザバと顔に強くお湯を当てない。
- シャワーを直接顔に当てて流さない。
- フェイスラインを忘れない。
まずは手で優しく泡をそぎ落とします。
使うお湯の温度は32度位のぬるま湯。
すすぐ時はザバザバ強く顔に当てたりシャワーを直接顔に当てたりして流さないように、手のひらに水道から受けて優しく洗い流します。
そして、洗うときと同じく、フェイスラインはすすぎ残しやすいので気をつけて。
拭き方
拭くというよりも、タオルを押し当てて水分を吸い取るようにします。
乾燥肌に優しい洗顔料【3選】
洗い方をみればわかるとおり、肌に優しく、乾燥を防ぐ洗顔を行うためには、たっぷりクリーミーな泡を作れる洗顔料を選ぶことが大切です。
ここではポンプ式で泡がそのまま出てくる洗顔料や、しっとりもっちりした泡が作れる洗顔料をご紹介します。
モイスト フォーミングソープ / RMK
炭酸泡の洗顔マッサージにより血流を促す洗顔料。つややかでハリ感のある肌をもたらします。
エリクシール バランシング バブル / 資生堂
手のひらに取った時はジェル、そこに触れるともこもこの泡になる不思議な洗顔料。メイク落としもできます。
ジュランツ アクアウォッシュ / Dr.高須英津子コスメ
いま私が一番愛用しているドクターズコスメの洗顔料。
美容皮膚科の臨床をもとに再生医療にもつながる保湿成分3GF(ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1、ヒトオリゴペプチド-13、合成遺伝子組換ヒトポリペプチド-31)配合なので、お肌に必要なうるおいはそのままで、汚れのみを取り去ります。
きめ細かい泡が簡単に立って、そっとやさしく洗うことができます。
乾燥肌が正しい洗顔方法で美肌をめざすためのおすすめ洗顔料|まとめ
- 乾燥肌に優しい洗顔と洗顔料についてまとめました。
- 乾燥を防ぐ洗顔は、落としたい汚れだけを落とし、うるおいをできるだけ残すことが大切です。
- 弾力のある泡をたっぷりつくり、手のひらを使って転がすように洗います。ただし、皮脂の少ないところにはあとから泡をつけるように気をつけて。
- おすすめの洗顔料は最初から泡が出てくるポンプ式のものやクリーミーな泡をつくれるもの。
- 肌に優しく、必要なうるおいを残しつつ不要な汚れや角質をおとしてくれるものを選びましょう。
しっかり落とそうと思うあまりに大切なうるおいまで落としてしまえば、汚れがなくなってもかさかさ乾燥肌がひどくなる。
つまりはキレイな肌になれません。
洗う手間はタダ。洗顔料はどうせ買うならやさしい洗い方を支えるタイプのものを選んでいきましょうね。
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50代乾燥肌の私が「天野メソッド」を実践!正直な感想は?
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