コスメとメイクの研究室|すこみみラボ

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乾燥肌・肌あれ

CA客室乗務員のメイクと保湿は?乾燥する機内で肌とのどを守る!

室長
CAさんの知恵を今回はお借りしましょう!

前回の記事では

長時間フライトの飛行機内でのメイク落としについて考えてみました。

前回記事:海外旅行の飛行機でメイクを落とすタイミングや落とし方は?

 

そこで気になったのが、

長時間フライトを年中繰り返すCA、キャビンアテンダントさんは

乾燥する機内でのメイク・皮膚や粘膜の保湿をどうしているのか、ということです。

 

私たち乗客と異なり、

CAさんは乗務中にメイクを落とすわけにはいきません。

また、十分な睡眠もとれず、過酷な状況でしょう。

 

いろいろな記事を読んでいるところに、

ちょうど今朝、NHKの朝のニュースでCAさんのお肌の乾燥対策特集が!

 

そこで今回は、機内の乾燥による問題とその対策についてまとめます。

のどを守る方法はTVでもやっていなかったので必見ですよ!

CA客室乗務員が働く機内は乾燥が激しい!保湿が重要

 

 

関連記事:落ちない崩れない!マスク美人になるベースメイクのコツとマスク選び

 

CAさんが働く飛行機の機内は乾燥が激しく、

そこで長時間を過ごすということは、肌やのどにとってとても過酷な環境です。

乾燥が及ぼす肌への影響

飛行機内は長時間のフライトになると、激しく湿度が低下します。

その環境にさらされれば、肌はボロボロになってしまいます。

 

機内の湿度がどのくらいなのか、乾燥が肌にどんな影響を及ぼすかはこちらをご覧ください。

関連記事はこちらです

 

関連記事はこちらです

乾燥が及ぼすのどへの影響

私たちが肌と呼ぶ部分よりもさらに無防備で弱いのが

粘膜組織である鼻やのどです。

 

鼻やのどは、専門的には咽喉頭(いんこうとう)といい

イラストのように全てつながっています(ピンクの部分)。

咽喉頭の部分はすべて粘膜で覆われており、

常に潤っている必要があります。

潤いによって外部の刺激やウィルスから

ガードしている状態だと考えればよいでしょう。

 

ところが乾燥する環境下では

この潤いが失われてしまうため、

鼻やのどは、

ウィルスや刺激(たとえば咳をしたり発声したりすることにより声帯が受ける刺激)に

直接さらされてしまうのです。

加えて、睡眠不足も粘膜が乾く原因となりますので、危険度はますます増します。

 

そのため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなりますし、

乗務中、声を濫用するCAさんの場合は、

潤っていない声帯を酷使することにより声帯結節や慢性喉頭炎などを発症し、

嗄声(かすれ声)を引き起こしやすくなることも考えられます。

 

感染症にしても声が出にくい嗄声の状態にしても、

乗務に影響を与えてしまうため、

CAさんにとっては、乾燥からのどを守ることは非常に大切なことだといえます。

 

ではこれらのことを頭に置いて、対策を見てみましょう。

 

CA客室乗務員のメイク 保湿はどうしている?

NHKおはよう日本でCAさんが実践していたメイクの工夫は次のふたつでした。

ファンデーションにオイルを混ぜる

ミスト化粧水は頭上に向かってスプレーし、その下に顔をくぐらせる

このふたつについて、検証しましょう。

CA客室乗務員の乾燥対策1 ファンデーションにオイルを混ぜる

ファンデーションにオイルを1・2滴混ぜることをTVでは紹介していました。

 

当ブログでは、メイクを落としてしまうことを過去におすすめしましたが、

  • 彼氏に素顔を見せたくない
  • 座席でのメイク落としは周囲の乗客に不快な思いをさせるかも

などの理由で、

どうしてもメイク落としたくない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そんな時にこの方法はおすすめです。

ファンデーションとオイルを混ぜるメリット

この方法によって、次のようなメリットがあることが考えられます。

 

  • オイルが肌を包んで保護する
  • ツヤが増す
  • ファンデーションが程よく薄まり自然な仕上がりになる
  • 伸びが良くなる

 

春夏シーズンに通常使うのでは重すぎて化粧崩れの原因にもなりそうですが、

乾燥の激しい機内や冬のもっとも乾燥する時期にはピッタリではないでしょうか。

 

ナチュラルなツヤ肌が良いとされる今の流行にもマッチしそうですね。

ファンデーションにオイルを混ぜる方法

ファンデーションにオイルを混ぜる方法はは次のとおりです。

  1. ファンデーションにオイルを混ぜる方法は、以下の通りリキッドorクリームタイプのファンデーションを手やパレットにとる。量はいつも通りかやや少なめ。
  2. 分離しないようによく混ぜる。この過程でファンデもオイルも温まり、肌なじみがよくなるメリットも。
  3. 肌にのばす。のばすのは指かスポンジで。どちらにしても最後にスポンジで軽く叩くと余分なオイルとファンデがスポンジに吸われて、メイク崩れを防げます。
  4. パウダーで仕上げます。

材料さえそろっていればとても簡単にできそうですよね。

ファンデーションに混ぜるオイルはどんなものがいい?

手持ちのものがあればそれで良さそうですが、

おすすめは天然の植物オイル

ホホバオイルやオリーブオイル、アルガンオイルや椿油など、

スキンケアに使う保湿オイルとしておすすめとされているものを使うと、

肌なじみがよく、保湿だけでなく肌をやわらかくする効果もあるので良いと思います。

 

CA客室乗務員の乾燥対策2 ミスト化粧水を頭上に向かってスプレー

乾燥対策としてのミスト化粧水の選び方・使い方については

以前当ブログでご案内しました。

関連記事はこちらです

 

CAさんがおすすめしている

「頭上に向かってスプレーし、その下をくぐる」方法。

 

直接顔に吹きかけるのではなく空中にスプレーする理由は、

まんべんなく、キレイに顔にミストをまとわせるためです。

 

この方法は、普段のメイク仕上げでも活用できる方法ですよね。

私はいつもそうしています。

近くから直接吹きかけると、

つきすぎてかえってメイク崩れの原因ともなるので

ぜひ普段から取り入れてみてくださいね。

 

CA客室乗務員の乾燥対策 のどの健康をどう守る?

実は室長は、病院で専門職として声やのどに障害を持つ方のリハビリを行っていました。

そこで患者さんにお話ししていたのどを守る方法から一部をご紹介します。

とにかく水分を摂りましょう

先にお話しした通り、のどは粘膜で覆われています。

しかし、体内から水分がなくなると、粘膜は真っ先に乾いてしまいます。

それを補うためには、とにかく水分をたくさん体に取り込むことが必要です。

 

プロのオペラ歌手などは、

尿が透明になるくらいまで水分をたくさん摂ります。

加湿器や吸入器を使って外側から水分を補給することも大切ですが、

もっともよいのは直接体の中に水分を入れることです。

 

機内ではトイレも混むのであまり水分を摂りたくないかもしれませんが、

のどのためだけでなく、肌のためでもありますのできちんと摂りましょう。

 

量は1日で1.5ℓは摂りたいところです。

かなり多く感じるかもしれませんが、いちどにたくさんではなく、

少しずつちょこちょこと摂るようにすれば良いと思います。

乾燥する環境下では声の多用・濫用は避ける!ささやき声はだめ!

乾燥した状態で声帯を酷使すると、

炎症や声帯にできるタコのような声帯結節のもとになります。

一度声帯を傷めると、元に戻すのにはもっと大きな我慢が必要になるので、

たくさんしゃべったり大声で話したりするのは避けましょう。

また、機内で気を遣うからといって、ささやき声を多用するのも禁止です。

 

のどに刺激がなさそうに感じるささやき声ですが、

実は声帯と声帯の間(声門)を息が盛んに通過する状態になるため、

一層声帯を乾燥させます。

声をひどく痛める原因になるので、ささやき声は極力避けましょう。

機内では、小さくてもきちんとした声を出すように心がけてください。

睡眠をしっかりとりましょう

睡眠不足は粘膜の乾燥を助長します。

普段と異なる状況で寝付きにくいかもしれませんが、

しっかり睡眠をとっておきましょう。

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下の写真、

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こちら、

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座ったままできるマッサージのやり方も書いてある

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なにより全てのパケが綺麗!

 

卒業旅行のような女子旅に持って行けば

友達に羨ましがられるし、

彼氏との旅行でも

こんな感じなら隣で化粧品を出し入れしても

恥ずかしくないですよね。

 

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まとめ

  • CA客室乗務員の乾燥対策を中心に、機内でのお肌とのどを守る方法をまとめました。
  • CAさんおすすめの「ファンデーションにオイルを混ぜる」方法は、乾燥する機内でどうしてもメイクを落としたくない場合に良い方法です。
  • のびも良く、ツヤも出るので乾燥する季節にもぜひ試してほしいと思います。
  • 化粧水ミストを空中にスプレーし、その下をくぐる方法も、ムラなく水分を与えられるのでおすすめです。
  • 皮膚よりもさらに乾燥しやすい鼻やのどの粘膜については、とにかく水分をたくさん摂ることと、睡眠を十分にとることで護りましょう。また、乾燥した状態で声を濫用すると声帯を傷め声がかすれる原因になりますので気をつけましょう。

いよいよ夏本番で、これから海外へ旅行に行かれる方も多いと思います。

 

普段の乾燥対策にも使えるCAさんの知恵、

みなさんもぜひ試されてはいかがでしょうか。

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