乾燥肌で敏感肌の室長すこみみ(@scomimicosme1)です。
もうすぐ立秋。暦の上では秋になりますが、もちろん外はまだまだ暑い盛りです。
でも、昼間内勤でオフィスで働いている方の場合、肌の表面はべたついているのにかさつきやごわつきも感じる、なんてことがあるのではないでしょうか。
そう、夏にだって乾燥肌が進む原因がたくさんひそんでいるのです。
それを知らずに、べたつくからといって保湿をさぼっているとお肌はどんどんゴワついたりかさついたりして砂漠状態になってしまいます。
そしてそれは、30代以降、一層進んでいくのです。
今回は、夏こそ気をつけなければいけない肌の乾燥の原因と、室内で働くオトナ女子が陥りやすいインナードライについて考えてみましょう。
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30代の肌が夏でも乾燥する5つの原因
肌が乾燥する原因
- 光(紫外線・近赤外線・ブルーライト)
- 汗
- 湿度(とエアコン)
- 睡眠不足
- タンパク質不足(夏バテによる食欲不振)
この5つについて、それぞれ見ていきましょう。
光が原因の乾燥
肌の老化の実に8割が、紫外線・近赤外線・ブルーライトなどの光によるものと言われています。
この老化の過程には光による肌の乾燥が大きく影響しています。
肌にはもともと皮脂でできたバリアがあり、このバリアによって、水分を閉じ込めたり外からの刺激を緩和したりしています。
ところが、光に当たると肌は
注意ポイント
- 光に当たった瞬間から肌細胞の酸化が始まる。この酸化は遺伝子が傷つくほどのもの。
- 傷ついた細胞は正常な水分保持ができなくなる
- 肌のターンオーバーが狂うため乾燥する
- 乾燥によって肌のバリア機能が崩れる
- 肌はバリアが崩れたと感じると角質をため込んで防御しようとする
- 角質によって厚ぼったくなった肌は、水分を補給しにくくなる
- それによってさらに乾燥が進むため、肌のバリア機能がさらに崩れる
- バリアが弱いため、紫外線はさらに肌の奥まで入ってくる
- 肌の奥深くでも炎症が起きる
- さらに乾燥が進み、肌はどんどん老化する(以下ループ)
という悪循環を辿るのです。
紫外線は1年中気をつけるもの、ということは今や常識ですが、真皮の保水力をまもる成分を減らすといわれる日光の近赤外線の影響もわかってきています。
PCやスマホによるブルーライトも、働く女子には避けられないもの。
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汗が原因の乾燥
水分である汗で肌が乾燥するのはなぜでしょう。
汗は塩基類・ミネラル系の物質です。
正常な肌なら汗を刺激として感じることはありませんが、光の影響などでバリア機能が崩れていたりアトピーだったりする肌の場合、塩基類・ミネラル系の物質は、刺激として受け取りやすくなります。
するとまたバリア機能が崩れて水分が出て行ってしまい、乾燥や炎症の原因となるのです。
また、汗が出たり乾いたりも乾燥の原因になります。
内勤で室内で過ごすことが多くても、ランチで外に出たり仕事が終わって外に出たりすると、気温差で一気に汗が吹き出すことがありますよね。
そのあとまた涼しい室内に入ると、今度は汗がひっこみます。
もちろん実際にはひっこむのではなく、急激に乾いているのですが、これを繰り返すことで汗が濃縮されて肌荒れの原因になることがあるのです。
これを防ぐにはハンカチでこまめに拭くことが大切ですが、何度も繰り返すと、今度は皮脂のベールがはがれて肌内部にためていた水分が蒸発してしまい、これまた乾燥の別の原因になってしまいます。
湿度とエアコンが原因の乾燥
ヒトの肌にとって良い湿度は60-65%。
これを下回って湿度が60%を切ると、肌は乾燥してしまいます。
ですが雨が降ったり蒸し暑かったりする日の湿度は75%にもなってしまいます。
こうなると逆にジメジメ・べたべたして気持ち悪くエアコンを使用するわけです。
特にみなさんの多くが日中過ごされるオフィスでは、夏も冬も空調がきいていることがほとんどだと思います。
なのに、なかなか女性にとってちょうどよいと感じる湿度や温度にはしてもらえないんですよね。
外回りの人が返ってきたときに気持ち良い温度になっていて、夏こそカーディガンを着なければやっていけないくらい寒かったり、べたべた気持ち悪いのをなくすために、ガンガン除湿していて異常に湿度が低かったり。
標準的な湿度やオフィスの推奨温度である40%や28℃にしてある企業はむしろ少ないようです。
そんなオフィスにずっといる30代のオトナ肌が、乾燥しないわけはありませんよね。
睡眠不足が原因の乾燥
お肌のゴールデンタイムといわれるのは、成長ホルモンの分泌が盛んな22時から2時。
この時間にはしっかり眠れていることがとても大切です。
しかし寝苦しいこの季節に、寝つきが悪かったり途中で目が覚めてしまう中途覚醒になったりすると、肌の再生・ターンオーバーが妨げられてしまいます。
ターンオーバーがうまくいかないと、結果的に乾燥につながってしまうのはここまで書いた通り。熟睡できることって、肌のためにも本当に大切なんです。
寝不足を避けるためにはエアコンによる温度・湿度の調節が役立ちますが、これも先ほど述べた通り、過度の空調によっても肌の乾燥は進むので、難しいところですね。
夜はしっかり保湿に努めて、エアコンもお休みモードで上手に温度・湿度を調節しましょう。
夏バテによるタンパク質不足が原因の乾燥
夏の乾燥肌、5つめの原因はタンパク質の不足です。
年齢が上がるにつれて、身体を維持するためのタンパク質の必要量は増えていきます。
最近は女性や高齢の方の筋肉トレーニングもメジャーになっているので、運動をしたら30分以内にプロテインやBCAAによってタンパク質・アミノ酸を補給することが体に必要であることをご存知の方も多いはず。
プロテインはつまりタンパク質。
そしてBCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)はタンパク質のもとになる必須アミノ酸ですが、ヒトが自分では作り出すことができない栄養素なんです。
タンパク質は筋肉を補修するだけでなく、髪や肌や爪も強くしてくれる栄養素。
ところが夏の暑い時期は、夏バテによって食欲が落ち、お肉食べたくない~さっぱりしたそうめんがいい~サラダがいい~となってしまう方も多いのでは?
できれば鶏むね肉や赤身の牛肉、卵などから良質のたんぱく質をとっていただきたいところですが、どうしても無理!という方は、ぜひプロテインドリンクやBCAAのサプリメントに挑戦を。
プロテインは植物性のソイ(大豆)プロテインではなく、ぜひ動物性のホエイプロテインをおすすめします。
味も薄っぺらくなくておいしく飲めて成分が優秀で、私が愛飲しているひとつが、ゴールドジムのプロテイン。
ゴールドジムというとマッチョなビルダー(ボディビルダー)を思い出すかもしれませんが、女性はそんな簡単にマッチョになんかなりません。
かなり筋トレしてもかっこいいカラダにしかならないくらいですから、安心してお飲みください。
写真のダブルチョコレートは、ほかのブランドのココア味のプロテインと比べてもとてもおいしくて大好きです。
サプリでカバーしたい、という方にはこれ。
パウダーもあるのですが、苦手な方もいらっしゃるかもしれないのでカプセルを挙げてみました。
海外製品なので成分量もばっちり。こちらのメーカーは安心して飲めます。
ただし、海外のカプセルは大きいのではじめはびっくりするかもしれません。
飲み込む時は、水を多めに口に含むと飲みやすくなるようです。
もっと気軽に摂るところから…という方には、コンビニや薬局でも買えるプロテインバーやゼリー飲料でもいいかもしれませんね。
とにかく、夏バテしているからと言ってきちんとタンパク質を摂らないのだけはNGです。
生命維持に必要な内蔵に先に回されてしまうので、必要な量をしっかり摂っておかないと肌や髪・爪には届かず、パサついてしまいます。
30代の肌に夏起こりやすい乾燥「インナードライ」とは
さて、夏を中心にしてよく耳にするのが、インナードライという言葉。あなたも聞いたことありますよね。
なんとなく知ったような気でいるこのインナードライとは、いったいどういいう状態をいうのでしょうか。
インナードライとは
インナードライとは、肌表面は皮脂によってテカりが出ているにもかかわらず、内側は水分量が減少していて乾燥している状態のことをいいます。
肌の乾燥が進むと、さらなる水分の蒸発を防ぐために、肌は皮脂をたくさん分泌して、潤いを守ろうとします。
しかしこの量が必要以上になるため、肌内部は乾燥しているにもかかわらず、表面は皮脂でテカってしまうのです。この状態をインナードライ肌というのです。
夏にインナードライが起こる原因
インナードライはもちろん年中起こるものなのですが、梅雨時や夏には特になりやすいといわれますよね。
これは、さきほども書いていますが、湿度の高い日にはエアコンで過剰に空調してしまうことに原因があります。
夏は汗や皮脂でべたつきやすいのに、オフィスではエアコンによって、標準といわれる湿度40%に達成ないような過度な除湿をされてしまうことが多いため
肌内部は乾燥してしまいます。
すると水分の蒸発を防ごうとするために肌表面を皮脂で膜を張ろうとするのです。
結果として表面はベタベタ、中はカラカラ、というインナードライ肌になりやすいのが、夏にインナードライが起きやすい原因です。
30代の肌が夏も乾く乾燥5大原因とインナードライ|まとめ
今回のポイント
-
夏肌の乾燥の原因と、室内で働く30代以上のオトナ女子が陥りやすいインナードライについて考えました。
-
夏に肌が乾燥しやすい5つの原因は「光」「汗」「湿度とエアコン」「睡眠不足」「タンパク質不足」です。
- 肌表面が汗や皮脂でベタ付きやすい夏は、内側の乾燥がどんどん進む「インナードライ」に特になりやすいので要注意です。
肌の表面がベタつく夏は、どうしてもさっぱりしたくなって、必要な皮脂まで取ってしまうようなさっぱりスキンケアをしてしまいがちです。
しかしオトナの肌にその間違ったスキンケアは致命的!
間違ったスキンケアによってうるおいが不足すれば、かゆみや炎症などのトラブルが起き、それによっていっそう乾燥がすすみ、角質も分厚くなり…という、肌にとって悪いことのスパイラルに陥ってしまいます。
こうしたトラブルや、その対策などについても、今後お伝えしていきますので、ぜひ参考になさってくださいね。