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コスメとメイクを愛するみなさま、こんにちは。
室長のすこみみです。
30代になると夏冬に関係なく、肌は乾燥しやすくなります。
その理由については前回の記事でご紹介しました。
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今回は、一般的な乾燥肌とインナードライの症状、
早期に対策を打つために、
インナードライを自己診断することは可能なのかどうかなど
30代以上の女性の肌にとって深刻な問題となる、乾燥とインナードライについてまとめます。
30代の乾燥肌に現れる症状
肌の水分量は、皮脂と天然保湿因子(NMF)、
そして細胞間脂質という3つの保湿因子によって一定に保たれています。
しかし、光や温度・湿度調節のためのエアコン使用などの環境の影響や、
汗・睡眠不足・栄養不足といった身体の状況の影響などによる
皮膚のターンオーバーの乱れや加齢によってこの3つの保湿因子が減ると、
皮膚の角層の水分も減少してしまい、皮膚は乾燥した状態になるのです。
乾燥肌になると肌のバリア機能が低下してしまいます。
そのため、外部のちょっとした刺激にも肌は敏感になり、かゆみが起きやすくなります。
また、バリアが働かないため細菌が付きやすくなり、
その細菌が繁殖したり、
花粉やダニ・ハウスダストなどのアレルゲンが侵入したりして、
炎症が起きることもあります。
かゆいからといって掻いてしまうと、
皮膚は表面が荒れてさらに刺激を受けやすくなってもっとかゆくなる、というループに陥ってしまいます。
こうして乾燥肌がひどくなっていくと、
皮膚はカサカサしたり粉を拭いたり、湿疹を生じることもあったりします。
また、乾燥肌になると皮脂が詰まりやすくもなるので、ニキビの原因になることもあります。
さらには皮脂と水分のうるおいが減っている肌を守るため、
角質が分厚くなってシワができやすくもなります。
30代の乾燥肌に特徴的なインナードライの症状
インナードライとは、
肌表面は皮脂によってテカりが出ているにもかかわらず、
内側は水分量が減少していて乾燥している状態のことをいいます。
一説によると、なんと80%以上の女性にインナードライの疑いがあるとか。
テカリがあるためしっかり洗顔し、脂性肌用のケアをするが解消しない
乾燥するのにニキビができる
キメが荒くて毛穴も目立つ
あぶらっぽいのに肌がつっぱる
肌がゴワついて化粧ノリが悪い
こんな症状があれば、インナードライ肌である可能性があります。
30代の乾燥肌 インナードライは自己診断できる?
女性の8割がインナードライの疑いがあるということは、
年齢の影響が出てくる30代の女性の多くがインナードライということになります。
肌のことは自分の思い込みで間違ったケアをするのが最もよくないことなので、
自己「診断」してしまっては危険があると思います。
そこで、自分の肌の状態を正しく知るためのあくまでもきっかけとして、
インナードライの疑いがあるかどうかを見分ける方法をご紹介します。
30代の乾燥肌 インナードライの自己診断方法
その1 洗顔で見分ける方法
いつも使っている洗顔料でいつも通り洗顔し、タオルで拭き取ったら、
何もつけずに10-15分放置し、その後の肌の状態を確かめる
このときの状態でだいたいの肌タイプの見当がつき、
テカりがあるのにつっぱる感じがする、部分的につっぱる=インナードライ肌
全体的にテカる=オイリー肌
全体的につっぱる=乾燥肌
全体的につっぱりやかさつきがなく、テカリもない=ノーマル肌
という可能性が高いそうです。
その2 セロハンテープで見分ける方法
手の甲にセロハンテープを貼って数秒しっかり押さえたら、ゆっくり剥がしてテープの状態を確かめる
剥がしたテープに白いものがついていればいるほどインナードライ肌の可能性が高くなります。
この白いものは皮膚で、乾燥しているほうが剥がれやすいため、
その量で判断する、というもの。
しかし、オイリー肌やドライ肌、ノーマル肌も含め、
どのくらい剥がれるのが目安なのかを数値ではっきり示されているわけではないので、
これもあくまでもおおまかな判断材料でしかありません。
先ほども書いたとおり、思い込みで間違ったケアをするのが一番いけません。
これらは参考にとどめ、肌の状態に迷ったら皮膚科で相談するようにしましょう。
まとめ
- 30代の肌に多い乾燥肌とインナードライ肌の症状と見分け方についてまとめました。
- ターンオーバーの乱れや加齢によって保湿因子が減ると角層の水分量も減少して肌は乾燥します。
- 肌が乾燥すると、かゆみや炎症、かさつき・湿疹が起きやすくなり、ニキビができることもあります。さらに角質が分厚くなれば、シワになっていきます。
- インナードライ肌は表面がテカるのに内部は乾燥している肌です。これを見分ける簡易的な方法として、洗顔後10-15分後の肌の状態や手の甲に張ったセロテープを剥がした時の状況をみる方法があります。
- 自己判断で間違ったケアをすることがないよう、きちんとした診断については皮膚科に相談しましょう。
正しいケアをするためには、まずは自分の肌タイプを誤って認識しないことが大切です。
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30代の肌は夏も乾く!乾燥5大原因とインナードライとは?
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