こんにちは、室長のすこみみ( )です。 @scomimicosme1
花粉やPM2.5の季節は、いつもと同じメイクをすると大変なことになってしまいます。
なぜなら、目尻は擦れて赤くなるし、そもそも朝から涙目のせいで、アイシャドウどころかベースに置くパウダーまで全く乗らないし、なんとか仕上げても家を出た5分後には台無しになることもあるからです。
おまけに、あまりしっかりしたメイクをしていると、そのまま目をこすったときに眼球やまぶたの皮膚を傷つけて、お医者さんのお世話になることも…
実際に、私こと室長すこみみも、うっかり目をこすったために白目がぶよぶよに腫れたり真っ赤になったりして、過去何度も眼科のお世話になっていましたが、メイクやコンタクトについて工夫した結果、そのようなことは起こりにくくなりました。
この記事では、花粉の季節におすすめ、素敵なうえに崩れが目立たないアイメイクについてお話します。
コンタクトのあなたには、花粉の季節のコンタクト&メガネについても解説。
これを読みさえすれば、憂鬱な花粉の季節のメイクも崩れにくくなりますよ。
関連する記事はこちら
アイメイクの点滴!花粉による目の症状は?
花粉症と症状
ご存知の方も多いと思いますが、
花粉症とは、スギやヒノキ、
イネ科やキク科などの花粉が原因で起こる、
アレルギーの一種です。
花粉症の症状には
- 目の症状
「目のかゆみ」「充血」「涙」など - 鼻の症状
「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」など
があります。
ここではまず、
目の症状が出現するメカニズムについて考えてみましょう。
目の症状が出るメカニズム
花粉症になると、どうして目が痒くなったり充血したりするのでしょうか。
花粉症で目の症状が出るメカニズム
- 花粉が目につくと、それが自分にとっての侵入者=異物かどうか身体が判断します
- 花粉が異物で排除すべきもの(アレルゲン)と判断されると”IgE抗体”という異物と反応する物質が作られ、目や鼻の粘膜などに存在する"肥満細胞”にくっつきます
- 次に花粉が目につくと、花粉は肥満細胞にくっついているIgE抗体と結合します
- すると肥満細胞は化学物質(ヒスタミンなど)を放出し、花粉を体外に追い出そうとします
- 放出された化学物質は神経や血管に刺激を与え、充血や目のかゆみ、涙などの目のアレルギー反応を発生させます
花粉によるメイク崩れ防止の第一歩は目への侵入防止!
花粉でアイメイクが崩れてしまう原因
マスクでも隠せない目の周りは
メイク崩れが一番気になるところです。
花粉による目のかゆみが現れると
- まぶたのかさつきによるアイシャドウのノリの悪さ
- 涙によるアイラインやアイシャドウの落ちやすさ
- 涙によるまつ毛のカールのつきにくさ
- 涙やかさつきによる目の下のメイクのヨレ、にじみ
- 手でこすったことによるマスカラの落ち、にじみ
といった
目の周囲のメイクしにくさや
メイクの崩れが起きてしまいます。
さらに、
かさかさまぶたになんとかアイメイクを施しても
外に出て花粉が目に侵入したとたん
かゆみが出たり涙が出たりすれば
すぐに崩れてしまってがっかりすることも。
花粉の季節の間は
この状態がずっと続くので、
ストレスはとても大きく、
憂鬱な毎日になってしまいます。
花粉対策にメガネを
涙やこすり目によってメイクを崩さないためには、
おおもとを断つ、
つまりアレルゲンである花粉を目に侵入させない
ということがいちばん大切です。
そこでおすすめなのがメガネ。
じっとしている限りは
大量の花粉が侵入しにくい目ですが
エアコンの近くにいたり
外で活動したり自転車に乗ったりすると
風に乗った花粉がつきやすくなります。
メガネをかければ、こんな時にも目に直接花粉がつくのを防ぎやすくなるんです。
花粉対策用メガネは花粉の侵入を減らせる?
よくある花粉対策用メガネは
花粉による目の悩みに良いのでしょうか。
下の表は厚生労働省の助成金による研究データで、
マスクやメガネをつけていない時とつけた時、
それぞれで鼻と目(結膜)に侵入する花粉の数に違いがあるかどうかを
実験的に調べたものです。
\鼻と目に入る花粉の数の比較/
ご覧の通り
専用の花粉対策用メガネを使えば
花粉は3分の1程度にまで減る
という調査結果になったそう。
ただし、
数が減ることがわかってはいるものの、
どの程度症状を減らせるのか、
というところまでは
現在はまだ明らかではありません。
それでも
目に入る花粉の数を減らせるというのは
なにもしないよりはずっと良いこと。
花粉対策用メガネの使用は、厚生労働省や眼科医などの専門家も強くおすすめしている方法である
ということを忘れないでおきましょう。
それから
メガネだと意中の人の恋愛対象から外れてしまうのでは、
という心配をするかたもいらっしゃるかもしれませんね。
でも!
そんなことはない、というデータもあるので、
そんな心配は無用のようですよ。
「メガネ女子」に対する男子の印象~好きor嫌い? フレームの好み&してほしい髪型~
花粉症の季節にコンタクトレンズはやめたほうが良い?
不便さや見た目的な理由から
メガネにはしたくない、
コンタクトレンズのままで過ごしたい、
という人はどうしても多いようです。
しかし!
コンタクトと眼球の間に花粉が停滞してしまったり、
こすって傷つけることがあったりと、
花粉の季節のコンタクト装用には危険がいっぱい。
目の健康と安全のためにも、花粉の季節はコンタクトの使用は避けたほうがよいでしょう。
花粉症の季節はあっさりアイメイクがおすすめ
花粉の侵入を減らすためにかけているメガネ。
一度はずしてしまえば台無しです。
だから私は、花粉を防ぐためにメガネをかける時、
メガネをはずさなくていいような、
落ちても気づかれないくらいの
自然であっさりとしたアイメイク
にしています。
そうしておけば崩れがあまり目立たないため、
メイク直しで眼鏡を外す必要がなくなります。
私のおすすめの花粉症メイクはこんな感じです。
花粉の季節のおすすめメイク
- アイシャドウベース
アイメイクの定着をよくするためにきちんとつかう
- アイシャドウ
腫れぼったさを強調しないニュートラルな明るいベージュを全体に、目の際には赤みのない締め色ブラウンをライン状に細く。 - アイライン
ウォータープルーフのジェルライナーを控え目にが室長流。滲みが目立つ跳ね上げラインはNG - マスカラ
涙に強いスマッジプルーフをあっさり1度塗りか、透明のマスカラベースに。 - 目の下メイク
一切なし。特に目頭寄りにアイシャドウを入れると、涙でカピカピになって目立つため注意! - メイク直し
するなら携帯用の保湿クリームやバーム+綿棒で一度すべて落とし、無色のプレストパウダーで押さえるとキレイに。 - ポイントを変える
アイメイクをあっさりする分、リップにポイントを持ってきてキレイ色をON!
あわせて読みたい
- 【メイク直しに】一度落とすならこのスティック!本当にきれいに直せます
- 【メイク直しに】カピカピ肌に優しいメイク直しの方法をお教えします
- 【メイクブラシのおすすめ】やわ肌に優しい、質の高いブラシならMACとSigma
花粉の季節におすすめの対策メガネ
ひと昔前の花粉対策用のメガネというと
無色透明でレンズ部分の大きな、
ゴーグル型のメガネが主流でしたよね。
でも今は
パッと見ただけでは対策用メガネとわからないような
おしゃれなものがたくさん出ています。
たとえばこのJINS(ジンズ)の花粉CUT SLIM。
よく見ると
フレームのところに透明のフードがついていて
花粉の侵入を防げるようになっています。
このメガネをかけた写真がこちら。
いかがですか?
ごつい感じはしませんよね。
実は私も、どうしてもコンタクトをしなければならないときは、
上からこちらのメガネをかけています。
花粉やPM2.5を
最大98%カットする
というこちらのメガネ。
目のとても大きい私の場合、
100%の防御は難しいのですが、それでもだいぶ楽だと感じます。
こちらのスリムタイプは度を入れられませんが、
スタンダードタイプを選べば
度付きのレンズも入れられます。
しかも子供用から男性用・女性用と
使う人に合わせてフレームの形や色、模様まで
バリエーションが豊富なんです。
気になるお値段も、
お洒落なスリムタイプでも5,000円+税と、
普通のメガネに比べるとお手頃価格でびっくり。
今シーズンは一層スリムになっているそうなので、
すでにお持ちの方も
ぜひ新しいデザインを確かめてみてくださいね。
花粉の季節のおすすめアイメイクと化粧崩れ防止|まとめ
- 花粉による目の症状は、一度異物だと認識された花粉が再度目についた時に生じます
- アイメイク崩れを防ぐ第一歩は目への花粉の侵入を防ぐこと。花粉症対策メガネならば3分の1ほどに数を減らすことができます
- 普段コンタクトをしている方も、目の安全のためにもメガネに切り替えることをおすすめします
- 花粉の侵入を防ぐためのメガネは途中で外さないことが大切。崩れても目立たないあっさりアイメイクならば、メガネを外してメイク直しをする必要が減ります。
メイクやメガネを駆使して、おしゃれをあきらめずに花粉の季節を乗り切りましょう!
-
【実証】マスクにつかないファンデ5選!おすすめをガチ評価【2024最新】
続きを見る