持っているアイシャドウの数が多すぎる室長のすこみみ(@scomimicosme1)です。
最近「リリミュウ」というプロデュースコスメブランドを立ち上げた、さっしーこと指原莉乃さん。
わたしもさっしーのメイクが、というかさっしーがとても好きで、もちろんYouTubeもチャンネル登録しているんですけど、ちょっとさかのぼるとあなたも思い出すはず。さっしーのメイクが話題になって、ツイッターのトレンドを席巻した日のことを。
それは、24万票というぶっちぎりで3連覇した、49thシングル 選抜総選挙の生放送中に起こった出来事。
\ さっしーのあのきれいなキラキラアイシャドウは、いったいどこの!?/
というものでした。
【指原莉乃】『さっしーオススメのクリオのアイシャドウを探して』 #指原莉乃 https://t.co/UjwlNG5zYy pic.twitter.com/a45r7qpUm8
— akb48.social.F (@akb48social) 2017年6月20日
結局、クッションファンデやアイシャドウパレットで今も人気の高い韓国コスメ、CLIOの単色アイシャドウ、色番 G10がその正体だったんですが、思わずわたしも買っちゃってましたね、あの時。
たしかにラメがかなり多めの、でも使いやすいベージュのアイシャドウで、わたしはさすがにまぶた全体に塗ることはしないけれど、目頭のハイライトや目頭側の下キワに入れて、ちょっとしたときに目がきれいに見えるのをあざとく狙ってました。
CLIOのシャドウはラメ飛びはとても少なくてなかなかに良質なんだけれど、だいたいが一般的にラメ入りシャドウのグリッターって、飛びません?そして、もうひとつ問題なのが、逆にまったくキラキラも艶も目立たない時もある!ってこと。
でもね、これ、キレイについてグリッターのキラキラがちゃんと目立つ、とっておきの方法があるんです。
そこで今回は、この2つのお悩みを解決する、ラメ入りアイシャドウの塗り方とお役立ちアイテムについて解説します!
指原莉乃プロデュースコスメブランド「リリミュウ」もラメ入りコスメがかわいい!
さっしー自身が自分のフルメイク動画でつけ方も教えてくれてる、リリミュウのパレットアイシャドウ。
上で出した01オレンジアーモンドは最初売り切れちゃってて、先に手に入ったのは02ティーローズでしたが、イエベのわたしにはやっぱり01のほうが合ってました。
パレットの右上がハイライトカラーになっていて、表面にそれは上品なラメがきらめいているのがキレイです。実際指に取ると、そこまでラメは強くありません。
もうひとつ、目の下にほんの少しきらめきをプラスするのに使いやすい、ほそーい筆タイプのグリッター「ピックミ―アイズグリッター」もあって、休みの日には黒目の下のまつげ際にほんの5ミリくらい入れることもあります。大人でも使える色に、さっしーがこだわって作っているので、使いやすくておすすめ。
ラメ入りシャドウの問題点は「飛びやすさ」
ラメやグリッター、パール入りのアイシャドウは、パッと目元が明るくなって素敵ですよね。
-
単色アイシャドウの使い方・塗り方とプチプラデパコスのおすすめ!
続きを見る
ラメやグリッターが飛んで顔中キラキラに!
質の良い、しっとりしたシャドウであればつけても飛びにくいですが、それでもルースタイプであったり大きなグリッターだったりすると、気を付けていても気が付けば顔中キラキラ(ヘタするとギラギラ)になって、肝心のまぶたにはあまり残っていない、なんてことも。
狙ったところで効果を発揮してほしいのに、そんなふうになったら残念ですよね。
ラメやパールのツヤが足りない!
仕事メイクであれば、控えめな輝きのままでいいのですが、遊びやパーティなどではしっかり輝きやツヤを出したいものです。
でも、どうも今ひとつ目立たなくて、つけた意味がないなぁ…なんてこともありますよね。
ラメ入りアイシャドウの塗り方のコツ
せっかく買ったラメ・グリッター・パール入りアイシャドウ。
並べているだけでもきれいで楽しいのですが、しっかり使い倒したいものです。
そこで、ここでは海外YouTuber、そしてもちろん私もとりいれている塗り方や工夫をご紹介し、その次の項目でその時に使うといいおすすめをご紹介します。
1.アイシャドウベースでラメを定着させる・パールのツヤを出す
ラメやグリッターの入ったアイシャドウを使う時は特に、飛んでしまわないようにアイシャドウベースを使うことをおすすめします。
メモ
アイシャドウベースとは、アイシャドウの発色やつきをよくするための、いわば目元専用の下地。まぶたのくすみを払って明るくするベージュ~白系の色味のあるものや、まぶたを均一に滑らかにする無色透明のものがあります。
アイシャドウベースにもいろいろな種類がありますが、ここではちょっとペタペタするタイプの方がよいです。
アイシャドウベースが糊のような役目をはたして、定着が増す感じですね。
ただし、よれたり1か所に固まってついてしまいますから、塗りすぎにはくれぐれも注意しましょう。
アイシャドウベースのおすすめ・愛用品
アイシャドウベースも、気になるものはどんどん試しています。
アーバンディケイ アイシャドウ プライマー ポーション
アメリカのコスメにはアイシャドウプライマーがたくさんあるんですよね。
ラメやグリッターをよく使うだけあって、すごく優秀なプライマーがたくさんありますが、アイシャドウパレットも人気のアーバンディケイや、チョコの香りがかわいいトゥーフェイスドのプライマーがピタッとくっつきます。
Too Faced グリッターグルー アイシャドウプライマー
2年くらい前に日本にやっと入ってきてくれた、トゥーフェイスド。わたしは個人輸入するほど好きなブランドでしたから、実店舗に行くと買いすぎてしまいます。
これは商品名にある通り、グルー(糊)のような、ちょっとペタペタしたアイシャドウベース。ルースタイプからプレストタイプまで、キラキラアイシャドウの種類が多いアメリカならではの、ラメ・グリッターアイシャドウ専用のアイシャドウベースです。
グリッターなどと混ぜてつけるように、と説明されていますが、先にこのアイシャドウベースをブラシにちょっとつけてから、シャドウをとるのでも構いません。
これは本当に使いやすくておすすめです。
2.つけるのは薬指か合成毛の平筆がおすすめ
アイシャドウベースもラメシャドウも、力の入らない薬指を使うか、ドバっとつかない平筆、しかもタクロンなどの合成毛でできたブラシで乗せていくのがおすすめ。
ポイント
ブラシの大きさは、
アイシャドウベースなら中くらい(やや大きめでもOK)
アイシャドウは小さめ、目頭のような細かいところなら極細リップブラシサイズ
が使いやすいと思います。
平筆タイプのコンシーラーブラシのおすすめ・愛用品
私が使いやすいな、と思っている平筆タイプのコンシーラーブラシはこちら。
M・A・C #242 シェーダーブラシ
この画像はわたしの私物。もう好きすぎて3本くらい持ちたいブラシです。
平たさ具合と筆の大きさがちょうど良いのです。これは天然毛とのブレンド、合成毛です。
メイコー化粧品 MCコレクション 平筆
これはMACのシェーダーブラシにそっくりのコンシーラーブラシです。
メイコー化粧品は練タイプのファンデーションやコンシーラーをたくさん出していて、実は最近わたしも買ってハマっているブランドです。
このファンデーション、コンシーラーに使えるのがMCコレクションの平筆。
しかも1,000円台前半(税込で)とかなりリーズナブルなので、MACの前にこちらを試してみるのがおすすめです。
MORPHE M170 4 Oval Taklon Lip Brush
こちらは実はリップブラシ。毛の部分はかなり小さな面積で、合成毛なのでコシのあるブラシです。
MORPHEは日本未上陸のメイクアップブラシブランドですが、日本のコスメブロガーやYouTuberの間では有名ブランド。
Amazonでちょいちょい見かけるようになりました。
役立つ関連記事
M・A・CやMORPHE、そして白鳳堂まで、ブラシに関する記事を画像入りで詳しく解説!お気に入りの一本が見つかります。海外サイトからショッピングするための図解解説記事も!
3.シャドウを取る前に、ブラシにフィックスミストをひと吹きする
これはもう絶対おすすめ。国内外のYouTuberさんも良くやっている方法です。
メモ
フィックスミストとは、メイクの仕上げに顔全体にふる、メイクの定着をよくするもの。セッティングスプレーとかメイクアップミストとかの名称でも呼ばれます。以前は外国ブランドのものが中心でしたが、最近では身近な国内ブランドからも発売されています。
ブラシを使う場合は、毛先にセッティングスプレーをひと吹きしてからアイシャドウを取るようにします。
ただの水ではすぐに乾いてしまうのでNG。
メイクの付きをよくするセッティングスプレーだからこそ、ラメの飛び散りを防ぎ、乾いたブラシよりもキレイにアイシャドウを毛先にとることができます。
シャドウ自体の発色も良くなり、輝き・ツヤも増します。
ただしスプレーしすぎには要注意。
ルースタイプの場合は毛先にシャドウがつきすぎるし、プレストタイプの場合はシャドウが濡れて、そのあと固まってしまいます。
フィックスミストのおすすめ・愛用品
ファンデーションのつきが良くなったり皮脂のべたつきから解放してくれたりと、フィックスミストにもいろいろ。
だけど今回はラメシャドウをつけやすくできる、ちょっとしっとり仕上がるものをご紹介しますね。
M・A・C プレップ プライム フィックス+
MACのプレップ プライム フィックスの中でも、こちらは保湿効果のあるもの。
メイクを固定するだけでなく保湿してくれるし、デリケートな肌や目もとにも使えます。
メイクアップフォーエバー ミスト&フィックス
海外動画でフィックスミストというと、MACのプレップ プライム フィックス+と同じくらい登場するのがこちら。もちろん私はこちらも持っています。
メイクアップフォーエバーはプロのメイクアップアーティストが使うブランドで、過酷な撮影現場でメイクを長時間美しく保つためのアイテムがたくさん。
だからこちらのミスト&フィックスもかなりのスグレモノです。
4.輝かせたいところに丁寧にのせる
ざっくりした動作でのせると、ラメやグリッター・パールが広がりすぎてしまいます。
それでは色気がありません。
目頭やまぶたの中央、あるいは涙袋や目の下の際。輝かせたいのはそうしたところです。
ふっと目を伏せた時に控えめに、でもしっかり輝いていること。まるで涙がきらっときらめくように輝いていること。
そのくらいが美しいと思います。
そのためには、鏡を遠近両方からよく見て、丁寧にのせていきましょう。
また、のせたいところに漏れや抜けがないようにすることも大切。
たとえば目頭の一番狭いところにつけようとするとき、漏れがあると案外目立ちます。
ラメのアイシャドウは落としにくいのが難点。ラメ入りシャドウをしっかり落とせる「アイシャンプー」でやさしくケアしてね。
-
目元やまつ毛に残るメイク汚れがしつこい!花粉も落とせる洗い方は?
続きを見る
ラメ入りアイシャドウの塗り方をおすすめ動画で!
ここまでご紹介した工夫を実際に使っている動画をご紹介します。
まずはhitomiさんの動画から。6:32ころからラメ感の強いアイシャドウ+先ほどご紹介したMORPHEのブラシ+M・A・Cのフィックス+でメイクしています。
先の小さいMORPHEのブラシだからこそ、二重のキワにキレイにシャドウを乗せられているのが良く分かります。
つぎは、私の大好きなClaire Marshallさんの動画。彼女は私が海外メイクを好きになったきっかけの一人です。5:20ころからパールの強いシャドウの発色をさらによくするためにM・A・Cのフィックス+を使っています。
クリースワーク(アイホールのあたりに入れるアイシャドウのつけかた)が印象的なシルバー系のスモーキーアイメイクがとても素敵。
私の一番好きなメイク動画です。
指原莉乃も愛用!ラメ入りアイシャドウの塗り方|まとめ
- ラメ・グリッター・パールのアイシャドウをきれいにつけるテクニックや工夫についてまとめました。
- ラメを飛ばさず、きれいに発色させるためには、アイシャドウベースは少しペタペタしたものを。
- 合成毛を使った平筆でこれも少しずつ薄く塗ること、その際ブラシにセッティングスプレーを振りかけることがポイントです。
- ベースやスプレーを使いすぎるとヨレの原因になります。丁寧につけていきましょう。
大人の女性がラメやグリッター、パールを使うなら、上品な仕上がりになることを意識することが大切。
研究室情報
パーソナルカラー診断/コントゥアリングメイク/目元の悩み解決/ハンドケア・ネイルケア/TPO別メイク
など、お悩み肌の解決から最近流行のビューティー情報まで、知りたい情報へはトップからが便利。